【インタビュー】北総運輸・安達マネージャーに聞く。波乱万丈の「現場主義」を貫き、新しい風にワクワクしている理由

みなさんこんにちは。北総運輸広報担当です!
今回は「北総の裏の司令塔」こと、安達貴子マネージャーにインタビューしてきました。

普段は事務所でひっきりなしに鳴る電話を捌き、現場をビシビシ仕切っている安達さん。実は配車実務に携わってまだ一年ほどですが、その仕事ぶりからは想像もつかないほど現場に馴染んでいる背景には、10代から多様な場所で揉まれてきた経験値がありました。

今回は、安達さんの過去から、プロとしての譲れないこだわり、そしてグループ参画への本音まで、たっぷり語っていただきました!


「新人」という言葉に甘えない。プロとしての顔の作り方

安達さんは、まるで運送業界で何十年もキャリアを積まれた「ベテランの風格」を感じる瞬間が多いですが、実は配車実務を担当されてからまだ一年ほどですよね。その「堂々とした振る舞い」には、何か自分の中でのルールがあるのでしょうか?

正直に言えば、運送会社の実務の知識なんて最初は何もないところからのスタートでした。でも、私は仕事をする上で「新人だから」という言葉を言い訳にしたくないんです。

特にお客様とのやり取りでは、こちらが新人だと舐められてしまったら、対等な交渉なんて絶対にできませんよね。だからこそ、たとえ裏で冷や汗をかいていても、表では堂々と「プロ」として振る舞うことを何より大切にしています。

昔、「失敗しても絶対に顔に出すな。お客様が不安になるから」と教えられたことがあって、それが今も肌感覚として染みついているんだと思います。どんなにイレギュラーな事態が起きても、まずは「いつも通りですが、何か?」という顔で受け止める。現場を停滞させないために「プロの顔」を維持し続けること。それが、今の私の立場において、お客様や現場のドライバーに対する最低限の責任だと思っています。はったりだと言われればそれまでですが、その度胸こそが、今の私の武器かもしれませんね。

ちなみに、谷中社長とは中学校が一緒で、1個上の先輩なんです。当時は今みたいに一緒に働くようになるなんて想像もしていませんでしたけどね(笑)。

「自分の足で立つ」ことを選んだ、10代からの現場主義

その肝の座り方は、一朝一夕で身につくものではないと感じます。安達さんはかなり早い時期から社会に出て、多様な経験を積まれてきたそうですね。バックボーンについて詳しく教えてください!

はい。うちは母子家庭で三姉妹だったこともあって、中学の頃から「自分の学用品や小遣いは自分で稼ぐ」というのが当たり前の環境でした。ゴルフ場のボール拾いから始まって、飲食店や接客業など、とにかくいろんな現場を渡り歩いてきました。当時は今ほど世の中がうるさくなかったこともあって、早くから大人の世界に放り込まれて揉まれたことが、私の「土台」を作ったんだと思います。

母からは「薬物・売春・窃盗だけはするな」という倫理観を強く叩き込まれましたが、それ以外は「自分の責任で筋を通せ」という教育でした。そんな環境だったからか、三姉妹の結束は今でもすごく強いんです。

例えるなら、采配を振るう「大将」の姉、後方で支える「忍び」の妹、そして知恵と策を出す「軍師」の私、といった役割分担が自然とできていて(笑)。この3人でいれば大抵のことは乗り越えられるという感覚が昔からありました。物事が円滑に進むように裏で筋道を立てる「軍師」の役割が好きなのは、当時も今も変わりません。

学生時代は、いわゆる「女子のグループ」で群れるようなことはありませんでしたね。早くから社会に出て大人と対等に仕事をしていた分、周りの目を気にするよりも、自分の中の「正義」や「筋が通っているか」で物事を判断するようになっていたんだと思います。自分では全くそのつもりがなかったんですが、そんなスタンスが周囲からは少し独特な存在感に見えていたようで、一目置かれるような場面も多かった気がします(笑)。

その後、20歳近くなってから、自分とは全く違う環境で育った大学生やフリーターの仲間と出会い、スノボや海外旅行を通じて一気に世界が広がりました。さらに、その後に経験した葬儀屋での10年間は、私の人生観を大きく変えるものでした。悲しみのどん底にいるご遺族と向き合い、最終的には泣きながら「ありがとう」と喜んでいただける。あの究極の対人サービスを経験したことで、相手の心に一歩踏み込み、どんな状況でも誠実に、かつ毅然と向き合うスキルが身についたのだと感じています。

そんな風に、場所を変えながらも常に「現場」の第一線で走り続けてきたのですが、共通の友人の葬儀で谷中社長と再会したんです。
中学時代から顔見知りという気安さもありましたが、社長の「現場を良くしたい」という真っ直ぐな想いに触れ、これまで培ってきた「軍師」としての立ち回りや対人スキルを、今度はこの運送という現場で試してみるのも面白いんじゃないか、と思ったんです。気がつけばこの北総運輸という新しいフィールドに足を踏み入れていました。

安達流・仕事の流儀。

葬儀の世界から運送の世界へ、全く異なる業界への転身だったんですね。今では現場でのトラブル対応や膨大な事務作業を圧倒的なスピードで捌かれていますよね。安達さんが仕事を進める上で、特に「これだけは譲れない」と考えている軸はありますか?

私が仕事をする上で大切にしている軸は、大きく分けて2つあります。
ひとつは、「誰から見ても平ら(フラット)であること」。会社の上司、現場のドライバー、そしてお客様。特定の誰か一人の評価だけが良くても、それはプロの仕事とは言えません。どの立場の人から見ても、満遍なく「安達はいい仕事をしているね」と言われる状態が、私の理想なんです。

もうひとつは、客観的な「結果」で信頼を積み重ねること。仕事って、自己満足で終わらせてはいけなくて、常に周囲から「評価されて生きている」存在だという自覚を持つべきだと思っています。

だからこそ、現場での議論も人格否定のような感情論ではなく、あくまで「その手法で成果が出るか」「お客様が喜ぶか」という合理的な視点を大事にしたいと思っています。主観的な「頑張り」を認めてもらうのではなく、客観的な「結果」で信頼を勝ち取る。それがプロとして対等に仕事をするための、私のスタンスです。

膨大なタスクをミスなく、より効率的な手順で完結させていくことに、私は何よりの快感を感じるタイプです。でも、それは自分一人が満足するためじゃなく、結果として現場が円滑に回り、関わる全員が納得できる成果に繋がるためです。誰に対しても裏表なく、淡々とベストを尽くし続ける積み重ねこそが、本当の信頼に繋がるのだと信じています。

新しい自分に、何度でも。変化へのワクワク

安達さんの「客観的な結果で信頼を築く」というストイックな姿勢があるからこそ、周囲も安心して現場を任せられるのだと感じます。そんな「軸」を持ちながらも、安達さんは六興実業グループの一員となったことや、新しいITツールの導入など、変化に対して非常にポジティブですよね。そのポジティブさの正体を教えてください。

実は私、昔から新しいことや環境の変化が大好きなんです。転職とかも、本当はすごくワクワクするタイプ(笑)。

以前、テレビの特集で若い人たちが集まるベンチャー企業を見て、「楽しそうだな、でも私はもう若くないしな~」なんて、どこか他人事のように思っていた時期がありました。いくら目の前に楽しそうな環境があっても、この年で、しかもパソコンも使えないのに自分から面接に行くなんて、普通はチャレンンジできないじゃないですか。でも、今の私の状況って、自分から行ったんじゃないのに、憧れていたその環境に「足が勝手に入っちゃってた」ような感覚なんです。「なんだ、私、仲間に入っちゃったじゃん!」という驚きと喜びが、今のワクワクの正体ですね。

若い頃って、勢いだけで走ってると周りが見えなかったり、子育て世代の時はどうしても自分のことは後回しにせざるを得なかったりしますよね。でも今、子供たちが大きくなって、手も離れた。そんなタイミングで、新しい環境に挑戦できることが、すごく贅沢なことだと思うんです。

私はこれからも、変化を楽しみながら皆さんと一緒に面白い景色を見ていきたいですね。六興実業さんと一緒になって、文字通り北総運輸に新しい風が吹いていると感じています。その風に乗って、この現場を力強く支えていきたいと思っています。


以上、安達マネージャーのインタビューでした!

「はったりだよ」と笑いながらも、その裏にある「相手を不安にさせないための責任感」や「全方位への誠実さ」に、私たち広報チームも背筋が伸びる思いでした。
安達さんのような「折れない芯」を持つリーダーが現場を守ってくれていること、本当に心強いですよね!
これからも新生・北総運輸の勢いをどんどん発信していきます。お楽しみに!